◆ はじめに
株式投資では「配当利回り」や「PER」ばかりが注目されがちですが、会社の体力=財務の健全性を見逃すのは危険です。
特に今回は、財務の中でも超重要な2指標:
- ✅ 長期借入金(どれだけ借金に頼っているか)
- ✅ 利益剰余金(これまでどれだけ黒字を積み上げてきたか)
この2つにフォーカスして、6大自動車メーカーを比較してみました。
◆ 6社の財務比較表(2025年度・6月概算)
メーカー | 長期借入金(兆円) | 利益剰余金(兆円) | コメント |
---|---|---|---|
トヨタ | 約23兆円(有利子負債) | 約36兆円 | 借金は多いが内部留保は別格。 |
ホンダ | 約7兆円 | 約11兆円 | 借入とのバランス良好。健全な大型企業。 |
日産 | 約2.7兆円 | 約3.4兆円 | 借入過多で、内部留保がやや物足りない。再建中。 |
スズキ | 約0.3兆円 | 約2兆円 | 借金が少なく、財務体質はピカイチ。 |
スバル | 約1.1兆円(非流動資産合計) | 約2.1兆円 | 手堅い資本構成。内部留保も安定。 |
マツダ | 約0.4兆円 | 約0.95兆円 | 体力面ではやや不安。 |
◆ どんな投資家に向いているか?
投資タイプ | 向いているメーカー | 理由 |
---|---|---|
長期保有・安心感重視 | トヨタ、スズキ、スバル | 剰余金が潤沢で借金も抑えめ |
成長+リスクを取りたい | マツダ、日産 | 財務は弱めだが、復活すればリターン大 |
バランス型・王道 | ホンダ | バランスの良さが光る、実直タイプ |
◆ まとめ
利益剰余金は「過去の実績の証」、
長期借入金は「未来のプレッシャー」。
2つを見比べれば、「今この企業がどれだけ健全か」がよくわかります。
✅ 安定のトヨタ・スズキ
✅ 攻めのマツダ・日産
✅ 両取り型のホンダ・スバル
あなたの投資スタイルに合った「1台」を見つけてください。
自動車関連業界は2025年6月時点で逆風が吹いています。しかしこれをチャンスととらえる投資家も多いと思います。少しでも投資の参考にしていただけると嬉しいです。
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