上級者向け!逆質問で差をつける:「同業他社と御社の違い」を突く方法

就職・転職

就職活動の逆質問――
「何か質問ありますか?」に対して、企業の経営層や役員から「おっ」と思われたいあなたに。
今回は、**決算資料やIR情報をもとにした“同業比較型の逆質問”**を紹介します。

これは面接上級者向けのテクニックですが、使いこなせれば一気に印象アップです。


1. なぜ“同業比較”が有効なのか?

役員クラスやベテラン面接官には、表面的な質問では物足りません。
むしろ、「本当にうちの会社のことを調べてる?」という視点で見ています。

そこで有効なのが、他社と比較しながら御社の特徴を理解しようとしている姿勢を見せることです。


2. 逆質問をつくる前にやること:決算資料のチェック

以下のような情報をチェックしましょう:

  • 売上高・営業利益率
  • 設備投資額の推移
  • 研究開発費(R&D費用)
  • 海外売上比率
  • 長期借入金・自己資本比率

比較対象は「同業の上場企業」がおすすめ。
たとえば食品業界なら「味の素 vs カゴメ」、化学なら「住友化学 vs 三井化学」など。


3. 質問例(使える逆質問)

■ 安全な質問例①:特徴に触れる

「同業他社と比較して、御社は研究開発費の比率が高いように感じました。この背景にはどんな戦略的意図がありますか?」

→ポジティブな特徴に触れるのがポイント。相手に「見てるな」と思わせられます。


■ 安全な質問例②:グローバル展開について

「御社は海外売上の比率が競合より高い印象を受けました。今後もグローバル比率を高めていく方針でしょうか?」

→経営戦略に関心があることを伝えると、役員層に刺さりやすいです。


■ 注意が必要な質問(避ける例)

✕ 長期借入金が多いことに言及

「他社と比べて御社は長期借入金がやや多いように見えたのですが…?」

→財務上の“弱み”を突くのは逆効果。
経営判断に踏み込むような聞き方はリスクがあります。ネガティブな数字には触れない方が無難です。


4. 実際に使ってウケた逆質問例(体験談)

私が実際の役員面接で使ってウケた質問はこちらです:

「同業他社と比べて御社は研究開発費が安定的に推移しており、ブレが少ない印象でした。これは“継続的な投資文化”があるからなのでしょうか?」

→「そこまで見てる学生は珍しいね」と言われ、面接後に手応えを感じました。

5.決算資料はどこで手に入る?

✅ 1. 企業のIRページ

多くの企業は公式サイトに「IR情報」「投資家向け情報」といったページを持っています。
ここには、次のような資料が掲載されています:

  • 決算短信(四半期)
  • 有価証券報告書(年次)
  • 統合報告書・中期経営計画

特に「有価証券報告書」には、「研究開発費」や「主力事業」「今後の見通し」など面接で使えるネタがたくさんあります。

✅ 2. EDINET(金融庁のサイト)

企業名を検索すれば、有価証券報告書が誰でも閲覧できます。

✅ 3. 証券会社の口座を開設すると…

SBI証券や楽天証券などに無料口座を開設すると、下記の機能が使えます:

  • 決算情報のまとめグラフ
  • 業界比較(利益率、売上、研究開発費の割合など)
  • ニュース・中期経営計画の要点解説

就活生でも無料で利用できるので、企業研究のために開設しておくのはかなりおすすめです。

まとめ

  • 決算資料を読めると、役員面接での逆質問に大きな差が出せる
  • 研究開発費、設備投資、中期計画などが狙い目
  • 面接で突っ込んではいけないネガティブ数字には注意
  • 就活用にも証券口座を開設しておくと、情報収集に強くなる

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