配当金ってなに?どんな仕組み?
配当金とは、企業が稼いだ利益の一部を「株主に還元するお金」のことです。
ざっくり言えば、**“株を持っているだけでお金がもらえる”**という仕組みですね。
例えば、1株あたりの配当金が50円で、あなたがその会社の株を100株持っていたら、
年に一度、**5,000円の配当金(税引前)**がもらえる、ということです。
いつ買えば配当金がもらえるの?
配当金をもらうには、ちょっとしたルールがあります。
それは「権利確定日」の時点でその会社の株主名簿に載っていること。
つまり、配当の“権利付き最終日”までに株を買っておく必要があるんです。
通常、日本株は3営業日ルールなので、決算月末の2営業日前が目安です。
配当金ってどこから出てくるの?利益剰余金って?
ここが少しマニアックですが大事な話。
配当金の原資は、多くの場合、「利益剰余金」から支払われます。
利益剰余金とは、過去に積み上げてきた利益の貯金のようなもの。
企業は売上からコストを引いた利益の一部を内部に留保(蓄積)しており、そこから配当を出すのが一般的です。
例えば、ある年の当期純利益が赤字でも、過去の利益剰余金が十分にあれば、配当を継続できるケースもあります。
ただしそれが長く続けば、当然会社の体力は削られていきます。
✅ ワンポイント
配当金が継続されていても、「利益剰余金の残高が減り続けている」会社には注意が必要。
減配や無配に転じる可能性もあるからです。
配当利回りってどう見る?
配当金は「利回り」で比較されることが多いです。
利回りの計算はシンプル。
配当利回り = 年間配当金 ÷ 株価 × 100
例えば、1株100円の配当金を出している会社の株価が2,000円なら、
配当利回りは「5%」です。
ただし、利回りが高すぎる株は要注意!
減配が近い、株価が急落中、業績が悪化している場合なども含まれるからです。
配当金の受け取り方法・税金
- 基本は証券口座に入金されます(自動的に)
- 税金は20.315%(所得税+住民税)源泉徴収される
- つみたてNISA・新NISAなら非課税で受け取れるのも大きなメリット!
【体験談】はじめての配当金、こうだった
はじめて証券口座に配当金が入金された時は、
「たった数千円でも、なぜかすごく嬉しい!」と感じました。
それが毎年・複数銘柄から届くようになると、**“ちょっとした副業感覚”**が出てきて、投資がさらに楽しくなりました。
まとめ|配当金は「企業からのありがとう」。でも中身(財務)も見るべし!
配当金は、企業が株主に対して「ありがとう」を示す一つの方法です。
でも、「中身=財務体質」も見ないと、**“もらえてた配当が急になくなる”**なんてことも。
特に注目したいのは…
- 利益剰余金の推移
- 配当性向(利益の何%を配当に回してるか)
- 長期借入金が多すぎないか?
など、財務面も一緒にチェックしながら投資判断をしていくことが大切です。
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