面接で「長所」として言わない方がいい4選

─ 「よく聞くけど逆効果?」を避けるために ─

就職活動や転職活動で必ず聞かれる「あなたの長所は何ですか?」という質問。
一見ポジティブに思える回答でも、言い方や内容によっては、面接官に「中身がない」「ちょっとズレてるかも」と思われることがあります。

今回は、面接で“言わない方がいい長所”4つと、それぞれの理由・改善方法をご紹介します。


1. コミュニケーション能力があります

✔ よくあるけどNGな理由:

  • そもそも、面接というのはあなたのコミュニケーション能力を評価する場です。
  • わざわざ「あります」と言うと、「自信がないのかな?」「それしかないの?」と思われるリスクがあります。
  • 言葉だけでのアピールは説得力に欠けます。

✔ 改善案:
違う長所をアピールしながら、「どういう場面で活かしたか」「どんな評価をされたか」など、行動で示すことが大切です。

例:

  • 「アルバイトでお客様対応を任され、常連さんに名前を覚えてもらえた」
  • 「ゼミで司会進行役を務め、意見が出やすい雰囲気を作れた」

2. 協調性があります

✔ よくあるけどNGな理由:

  • 企業が重視する要素ではありますが、「協調性があります」とだけ言われても具体性がありません。
  • 誰でも言える言葉のため、印象に残りにくいです。
  • 面接の場では協調性も見られます。わざわざ言う必要はありません。

✔ 改善案:
違う長所をアピールしながら、実際にどんな人とどのように関わったかを伝えましょう。

例:

  • 「年齢差のあるバイト仲間とも円滑に仕事を進めた」
  • 「他部署との連携業務で調整役を担った経験がある」

3. 明るい性格です

✔ よくあるけどNGな理由:

  • 明るさは、話し方や表情で伝わるもの。
  • わざわざ言うと、「それしかアピールできないのかな?」と思われることもあります。
  • また、「明るい=雑」「元気だけで中身がない」という印象につながる危険も。
  • これも面接の場で見られるのでわざわざ言わない方が吉です。

✔ 改善案:
違う長所をアピールしながら、具体的な行動にフォーカスしましょう。

例:

  • 「飲食バイトでお客様に笑顔で接し、クレームが減ったと店長に褒められた」
  • 「チームで行き詰まった時も、前向きに声かけして雰囲気を保った」

4. 周りに好かれるタイプ(誰とでも仲良くなれます)

✔ よくあるけどNGな理由:

  • 一見よさそうですが、曖昧で主観的すぎます。
  • 面接官は「仲良くなること」よりも「信頼される行動」を見ています。
  • 八方美人・自己主張が弱いと誤解されるリスクも。
  • 誰にでも好かれる人などいません。周りに好かれやすい人は自分ではこの様な発言をしません。あなたを好きかどうかは他人が判断します。

✔ 改善案:
違う長所をアピールしながら「信頼された・評価された行動」に置き換えましょう。

例:

  • 「部署をまたいだ調整役として、相手の要望をきちんと聞きながら全体をまとめた」
  • 「初対面の人とも円滑に仕事が進むよう、相手のペースに合わせた対応を意識している」

まとめ:“長所”は伝え方次第で強みにも弱みにもなる

面接で伝える長所は、「よく見せる」ことより「相手が納得できる」ことが重要です。
特に、見れば分かることや面接官が判断すること、誰でも言えるような抽象的な言葉は避けた方がベター。

その代わり、以下の2点を意識しましょう:

  • 仕事や経験に基づいた“行動”や“結果”を添える
  • 性格的な長所でも、それがどのように役立ったかまで語る

「長所=自己アピール」ではなく、職場での再現性がある強みとして伝えることで、グッと説得力が増します。

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