~受け身の就活はもう終わり。会社の中身、見えてますか?~
はじめに
「この会社、なんとなく良さそう」
「知名度あるし、安心じゃない?」
——ちょっと待ってください。
“企業の財務状況”を見ずに入社を決めるのは、レストランで料理の中身を聞かずに注文するようなもの。
この記事では、就活や転職の前に見るべき“財務指標”を5つ厳選して紹介します。
会計初心者にもわかるように、かみ砕いて解説します!
1. 自己資本比率(安全性)
= 借金に頼らない健全な会社かどうかのバロメーター
- 自己資本比率 = 自己資本 ÷ 総資産 × 100
- 目安:40%以上なら比較的健全、20%以下は注意
💡 一言でいうと「倒産しにくいかどうか」。高いほど安定性あり。
2. 営業利益率(本業の強さ)
= 売上に対して、どれだけ利益を出しているか
- 営業利益率 = 営業利益 ÷ 売上高 × 100
- 目安:5%超なら優秀、10%以上はかなり競争力あり
💡 売上が大きくても利益が少ない会社は「稼ぐ力」が弱い。
3. ROE(自己資本利益率)
= 株主のお金で、どれだけ効率よく稼いでいるか
- ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
- 目安:8〜10%以上で優良、5%未満はやや弱い
💡 数字が高い=効率的に利益を生むビジネスモデルがある証拠。
4. 利益剰余金の推移(内部留保)
= 黙っていても“経営の安心度”がわかる指標
- 利益剰余金:これまでの蓄積利益
- チェックポイント:年々増えているか?減っていないか?
💡 利益剰余金は、配当や設備投資の源泉。これが減ると将来の体力にも影響。
5. 長期借入金の有無と依存度
= 借金体質かどうか、見逃せない裏事情
- 長期借入金:5年以上返済しない借入金
- 見るべきポイント:長期借入金が急増していないか?
💡 「設備投資のための一時的な借入」ならOK。
ただし、利益が出ていないのに借金が増えてる会社は要警戒。
財務を見ると何が変わる?
✅ 会社選びの「不安」が減る
✅ 面接の逆質問で差がつく
✅ 「ブラック企業」を見抜く感覚が身につく
まとめ|“見る目”を持つ就活・転職が、人生を守る
「大企業だから安心」「年収が高いからOK」と思っていても、中身がスカスカな会社は意外と多いものです。
これからの就職・転職は、“企業から選ばれる側”だけでなく、“企業を選ぶ側”としても、数字で裏取りできる目を持つことが大切。
💡チェックはどこで?
上場企業であれば「IR情報」や「四季報」、EDINETなどで財務情報を公開しています。
また、証券口座を開けば、企業財務データが見やすく整理されています。
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