はじめに:よく比べられる2大“安定職”
就活・転職・老後設計…
あらゆる場面で候補に上がるのが「公務員」と「**JTC(大企業)」。
どちらも「安定してそう」「潰れなさそう」というイメージがありますが、
老後の安心感という視点で見ると、意外な違いがあります。
この記事では、年収・福利厚生・年金・雇用安定性などを比較して、
「老後まで考えるとどっちが得か?」を検証していきます。
1. 年収:JTCが上だが、公務員にも安定感あり
年齢 | 公務員の平均年収 | JTC(大手メーカー等) |
---|---|---|
25歳 | 約320万円 | 約400万円 |
35歳 | 約500万円 | 約600万円 |
45歳 | 約700万円 | 約750万円〜850万円 |
- JTCは企業によって差が大きいが、総じて公務員より年収は高い傾向
- 公務員は全国的な統一給与+残業代込みで「横並びの安定感」
👉 給与面だけなら、JTCに軍配
2. 福利厚生:公務員の“隠れた安定”が光る
項目 | 公務員 | JTC |
---|---|---|
住宅手当 | 最大約2.7万円/月(地域差あり) | 月5〜10万円(家賃補助や寮) |
共済制度 | 国家公務員共済・地方共済(年金も) | 厚生年金+企業年金 or 退職金制度 |
休暇制度 | 育休・介護休暇・特別休暇など多彩 | 法定+会社独自(有給取得率は高め) |
- 公務員の共済制度は医療費・年金含めかなり手厚い
- JTCも住宅補助・食堂・財形など充実だが、企業により格差
👉 福利厚生は**「安定性の公務員」「金額換算でJTC」**という印象
3. 定年・年金:公務員がやや有利、ただし年金制度は変化中
項目 | 公務員 | JTC(会社員) |
---|---|---|
定年年齢 | 段階的に65歳へ移行中 | 同様に延長中(企業次第) |
年金制度 | 共済年金→厚生年金に統一(企業年金付き) | 厚生年金+退職金 or 企業年金 |
退職金平均 | 約2200万円(地方公務員平均) | 約2000万円〜2500万円(大企業) |
- 公務員は“長く働く前提”で制度が設計されている
- JTCは「企業年金・退職金」が手厚ければ、年金以外の蓄えも期待できる
👉 年金・退職金面では大差なしだが、公務員のほうが堅実設計
4. 雇用の安定性:圧倒的に公務員。だがJTCも強い
項目 | 公務員 | JTC |
---|---|---|
クビになる可能性 | ほぼゼロ | よほどの不祥事がない限り無し |
倒産リスク | なし | 極めて低い(上場大企業前提) |
異動・転勤 | 全国転勤あり | グループ内異動・転勤あり |
👉 「生涯雇用の安心感」という意味では公務員が最強クラス
5. まとめ:あなたの価値観で選ぶべき
項目 | 公務員 | JTC |
---|---|---|
安定性 | ◎ | ○ |
年収 | ○ | ◎ |
福利厚生 | ◎ | ◎(企業次第) |
転職のしやすさ | △(専門性が低い) | ○(職種・業界経験が活かせる) |
成長性・裁量 | △ | ○〜◎(企業文化による) |
結論:
- 安定志向・ライフプラン優先派→公務員が合う
- お金・キャリアアップも重視→JTCが魅力的
どちらも「老後の安心」という面では優れていますが、
最終的には「何を重視するか」で向き不向きが分かれます。
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