「うちは大手だから安泰」――そう思っていませんか?
実は、上場企業であっても倒産する時代。リーマンショック以降、東証プライム上場企業でさえ経営破綻した例は複数あります。
本記事では、実際に倒産した有名企業の事例をもとに、**潰れる会社の“危ない兆候”**をわかりやすく解説します。就職・転職・株式投資すべてに役立つ内容です。
✅ 実際にあった「上場企業の倒産」3選
① 山一證券(1997年破綻)
元・四大証券の一角。表向きは安泰企業でしたが、**巨額の簿外債務(隠れ借金)**が原因で自主廃業。会長が「社員は悪くありません」と涙した会見はあまりにも有名。
危ない兆候:粉飾決算、不可解な損失の隠蔽
② マイカル(2001年破綻)
「サティ」で有名な大型小売。全国展開していましたが、過剰投資とバブル崩壊後の不況で急失速。
危ない兆候:店舗の乱立、過剰な設備投資、資金繰りの悪化
③ スカイマーク(2015年民事再生法申請)
LCCではなく“準大手”航空会社として参入したが、大型機材導入による財務悪化&ドル建てリースが円安で膨らみ倒産。
危ない兆候:急な事業転換、為替リスクの無策、キャッシュ不足
📉 潰れる企業に共通する「財務の危険サイン」
● 利益剰余金の大幅減少
内部留保が少ないと、不況に耐える体力がありません。
● 流動比率の悪化(目安100%以下)
短期債務に対する手元資金の少なさ。資金ショートの危険あり。
● 営業CFが赤字続き
営業活動でキャッシュが生み出せない会社は長く持ちません。
💡 投資や就職で見抜くポイント
- 四季報の「財務欄」をチェック
- 有価証券報告書でキャッシュフローや借入金の推移を見る
- 株主還元が極端な企業(自転車操業気味)には要注意
✅ まとめ:有名企業でも潰れる時代。自分でリスクを見抜く力を
会社の規模や知名度に惑わされず、「この会社、本当に大丈夫か?」と財務から冷静に判断する視点が今後ますます重要になります。
投資家としても、社会人としても、「リスクを見抜く目」を持つことが、安定した未来への第一歩です。
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