メーカーの面接では、似たような質問を繰り返し聞かれました。ここでは、私が実際に受けた5社分の質問内容と、回答のポイントをまとめます。
1. 志望動機はなんですか?
これはどの企業でも100%聞かれました。
私は「御社を志望する理由は技術力です」という切り口に統一しました。なぜなら、「技術力がない」と否定する面接官はいないため、印象を悪くしにくいからです。
たとえば、化学メーカーA社では、以下のように答えました。
「私が御社を志望する理由は技術力です。特に高分子材料の分野における応用技術に強みを持ち、大学の研究室でも御社の開発製品を取り扱う機会がありました。ものづくりへの深いこだわりを感じ、ぜひ携わりたいと思いました。」
面接官は「そこまで調べてるのは珍しい」と好印象の様子であることが多かったです。
2. 自己PRをしてください
企業によっては「強み」や「頑張ったこと」に言い換えられて出されます。私は、化学系の資格(例:危険物取扱者 甲種)を取得していることと、**TOEICスコア向上(400→680点)**を中心に話しました。
回答例:
「私は継続して努力する力に自信があります。学生時代、英語が苦手だったのですが、TOEICのスコアを半年で280点伸ばしました。毎日少しずつの積み重ねを大切にしています。」
A社の面接官は「TOEICってリスニングが難しいよね」と話を広げてくれました。
3. なぜ他社ではなくうちなのか?
差別化のため、企業独自の強みにフォーカスするのがコツです。正直これは一番答えることが難しい質問だと思います。しかし志望動機を技術力にしてしまえば、この質問は来ません。
回答例:
「御社は環境配慮型の製品開発に早くから取り組んでおり、持続可能性の面でも強みを持っていると感じました。他社と比較しても、具体的な技術と実績に裏打ちされた力があると考えています。」
4. チームで何かを成し遂げた経験はありますか?
研究活動やアルバイトでのエピソードを用意しておくとスムーズです。
「研究室での卒業研究において、テーマ選定から実験計画までを4人で協力して進めました。意見が食い違うこともありましたが、こまめなミーティングで情報共有し、最終的に学会での発表までこぎつけました。」
5. 入社後にやりたいことは?
未来志向の質問には、企業研究の成果を織り交ぜて回答します。
「御社で扱う○○材料に興味があり、大学で学んだ知識を活かしながら、新しい応用分野の開拓に携わりたいです。現場での経験を積みつつ、将来的には経営の方針をくみ取って働けるようになりたいと思っています。」
まとめ
メーカーの面接は、基本的な質問が多く準備しやすい反面、どれだけその企業に興味を持って調べたかが問われる傾向にあります。志望動機を「技術力です」と統一しつつ、企業ごとの違いを絡めると面接突破率が上がると感じました。
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