はじめに:品質管理はメンタル勝負の仕事
品質管理の仕事は、ルールと納期、現場と顧客、現実と理想の「板挟み」になりやすい職種です。
とくに…
- 製造からは「検査が細かすぎる」と言われ、
- 営業からは「納期優先で動け」と言われ、
- 経営層からは「不良ゼロで頼む」とプレッシャーをかけられる。
こんな日々の中で、**「もう辞めたい」**と思ったことがある人も少なくないはず。
そこで今回は、筆者自身や同僚たちが実践している「メンタルを保つための習慣5選」をご紹介します。
1. 「コントロールできること」と「できないこと」を明確にする
品質管理のミスの多くは、自分が起こしたわけではなく、他部署や現場に起因するものです。
にもかかわらず、「なんで見逃した」「なぜ止めなかった」と責められることも。
そんなときは、こう考えます:
✅「それは自分の守備範囲ではなかった」
✅「気づけたらベストだが、責任までは負えない」
“責任”と“原因”を分けて考えることで、無駄に落ち込まなくなります。
2. 愚痴る相手を部署外に持つ
同じ部署内で愚痴ると、空気が悪くなるだけ。
一番いいのは、社外 or 他部署に「話せる人」を持っておくことです。
たとえば:
- 同期の営業職に「最近、納期きつくない?」と軽く話す
- 仲のいい他部署の人に「これ言われたらツラいよね〜」と共感を得る
- SNSの裏アカで同業者と情報交換する
「わかるよ」と言ってもらえるだけで、心が軽くなります。
3. “完璧主義”を手放す勇気を持つ
品質管理は性格的に「真面目な人」が多い職種です。
そのぶん、完璧を求めすぎて自滅してしまうケースも多い。
- 100点満点を目指さない
- 80点でも「基準は守れている」と思う
- あとはチームに任せる
「100点を出さないといけないのは試験だけ」と割り切ることで、精神的な余裕が生まれます。
4. 自分だけの“逃げ時間”を作る
仕事が終わったら即帰宅…では、気持ちが切り替わりません。
- 帰り道はお気に入りの音楽だけを聴く
- 車の中で10分ぼーっとする
- 職場の近くのカフェで日報を書く
仕事とプライベートの間に“気持ちを切り替える時間”を挟むことで、家に嫌な気持ちを持ち込まなくなります。
5. 「嫌なことメモ」と「やられたけどメモ」を書いておく
ムカついたこと・理不尽なことがあった日は、**「怒られたことメモ」「やられたメモ」**をスマホに書いています。
一晩たってから見返すと:
- 「あれ、言うほどでもなかったな」
- 「これは次に言い返せそうだ」
- 「この上司、毎回同じパターンだな」
と、冷静に整理できるようになってきます。
感情を外に出すだけでも、気持ちがスッキリするのでおすすめです。
おわりに:メンタル管理も仕事のうち
品質管理の仕事は、プレッシャーと板挟みの連続です。
だからこそ、「感情も管理できる人」が一歩抜けた存在になれます。
怒られるのが怖くて、ミスを恐れて、夜に眠れなくなる前に。
ぜひ、自分なりの“折れない習慣”を1つでも取り入れてみてください。
💡20代でキャリアに悩んでいる方へ
「正社員経験がない」「短期離職してしまった」「就職活動に自信がない」――そんな不安を抱えていませんか?
**UZUZ(ウズウズ)**は、20代の第二新卒・既卒の方に特化した転職エージェントです。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの状況や希望に合わせて、丁寧にサポートしてくれます。
サービスはすべて無料です。まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか?

最適な転職エージェントを紹介してほしい方はこっち↓

コメント