はじめに：置いていかれたような気持ち、ありませんか？
物価高、インフレ、世の中は「賃上げ」ムード。でも自分は対象外だった――
そんなとき、正直モヤモヤしますよね。
- 後輩が先に上がった
- 部署ごとの差が大きい
- 「あなたは対象外です」と説明もなく外された
- 新入社員の給料の方が高い
この記事では、実際に賃上げ対象外だった筆者の視点から、
どのようにこの状況を飲み込み、次の行動に繋げているかを紹介します。
1. 感情は抑えず、まずは冷静に「なぜ」を考える
「なんで自分は上がらなかったのか？」を主観ではなく会社目線で仮説を立ててみましょう。
- 等級が上がっていない（制度上の要件に達していない）
- 所属部署の業績が振るわなかった
- 評価期間と成果がズレていた（タイミングの問題）
👉 不満ではなく「仕組み」を見にいく視点を持つと、感情が少し整理されます。
2. 上司に「事実ベースで」確認する勇気を持つ
評価や昇給の仕組みが明示されている場合でも、運用にグレーな部分はあります。
- 「私は今回対象外でしたが、理由を確認しておきたいです」
- 「次回の昇給対象になるためには何が足りないですか？」
- 「新入社員の給料は上がっているようなんですが在籍社員への補填などはないですか？」
気軽に聞いてみましょう、相手も対象でない事が多いと思います。この質問であれば気持ちを理解してくれているはずです。
3. 飲み込むだけで終わらせない。「自分の目標」に変換する
筆者はこう考えるようになりました：
「たしかに今回の昇給はなかった。でも、次は“会社が無視できない成果”を出そう」
- 成果を明文化して記録に残す
- 評価者の期待を読み取り、数字で応える
- 自分から業務改善や提案をする
👉 自分を評価させるゲームに持ち込むと、不思議と前向きになれます。
4. お金以外の満足もちゃんと拾う
給与だけで仕事を判断すると、不満が募るのは当然です。
でも「やりがい・裁量・人間関係・ワークライフバランス」など、
給与以外に納得できているポイントがないかも振り返ってみましょう。
5. それでも割り切れないなら「市場価値」を見に行こう
最終手段ですが、転職市場を見るのは現実的な選択肢。
- 自分と同じスキル・年齢層の相場年収は？
- 今の会社にこだわらず、成長できる場所が他にあるか？
👉 転職しなくても、「比較対象を持つだけで心が軽くなる」こともあります。
おわりに：悔しさは、動力にできる
昇給の対象外になるのは、やっぱり悔しいもの。
でも、その感情を次の成長の“燃料”にできた人は、数年後に大きく伸びているケースが多いです。
「今回は対象外。でも、自分は自分のやり方で這い上がる」
そう思えたら、もはやその悔しさは“原動力”です。無理はせず、原動力をいかしましょう。
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