TOEICスコアが上がると「この点数って、就職や転職で通用するのかな?」と気になる人も多いと思います。
特に600点台後半、TOEIC680点というスコアは、「高いのか、低いのか」少し評価がわかれるラインでもあります。
今回は実際にTOEIC680点を取得した経験をもとに、社会人・学生それぞれにとっての価値、企業での評価、今後の伸ばし方などをわかりやすくまとめました。
TOEIC680点の位置づけは?【レベル感の目安】
TOEIC公式の評価基準や、世間の声を参考にすると、TOEIC680点は次のように位置づけられます。
スコア帯 | レベル感 |
---|---|
~400点台 | 初心者(基礎から) |
500〜595点 | 基礎はOK |
600〜695点 | 平均より上 |
700〜795点 | ビジネス実用レベル |
800点以上 | 上級・ハイスコア層 |
→ TOEIC680点は、英語を使わない業務では十分な評価を受けられるラインです。
就職・転職での評価はどう?
【学生・就活生の場合】
TOEIC680点があれば、「英語が苦手ではない人」という印象を持たれます。
外資系や一部のグローバル企業では物足りないかもしれませんが、日系大手メーカー、IT、金融などでは「評価されるが、もう一歩欲しい」というポジションです。ちなみに筆者はメーカー(製造業)の面接を受けていましたが何度か『いい点数持ってるね』と言われたことがあります。
実例:
- 商社 → 700点以上がエントリー条件
- メーカー(技術職)→ 600〜700点あれば加点対象
- インフラ・金融 → 600点台後半から評価対象に
✅ 結論:就職活動では「おっ、ちゃんと勉強してるな」と思ってもらえるレベル
【社会人・転職活動の場合】
社会人でTOEIC680点を持っていると、「一定の英語力がある人」として扱われます。特に:
- 技術職・製造業では → 海外規格や技術資料の読解に強い印象
- 営業・事務職では → 英文メールや資料読解で即戦力の可能性あり
ただし注意点:
- TOEICはあくまで“英語の理解度の目安”であり、「英会話力」は測れないため、職種によっては物足りない印象も。
✅ 結論:英語必須でない職種では十分な評価、ただし外資や英語実務ではもう一歩
社内評価・昇進での扱いは?
企業によっては、TOEICスコアを昇格・昇進条件にしているところもあります。
例えば:
- 社内昇進条件:600点以上(大手メーカーや総合職でよくある)
- 海外研修や海外赴任の選抜ライン:700点以上
このように、680点は「基準をほぼ満たすが、あと少しでチャンスが広がる」ボーダーラインになることが多いです。
TOEIC680点を持っている人の印象とは?
採用や人事の立場から見たとき、TOEIC680点を持っている人には、こんな印象があるとされています:
- 継続して勉強できる人
- 英語に苦手意識がない(業務の習得がスムーズそう)
- 資格を通じてスキルアップを図れるタイプ
「すごい!」とまではいかなくても、**「安心できるスペック」**としてプラスに働くことが多いです。
今後スコアアップするなら何点を目指すべき?
TOEIC680点を取った後は、700点突破が1つの大きな壁&目標になります。
- 700点台に入ると、「履歴書に堂々と書ける」ライン
- 750〜800点台で、外資・海外出張・昇進などのチャンス拡大
また、リーディングが苦手な人が多いので、Part 7の読解強化に力を入れると一気に伸びる可能性があります。
まとめ:TOEIC680点は「地に足ついた努力の証」
TOEIC680点は、
- 学生なら「堅実に努力してきた」印象
- 社会人なら「英語も業務もそつなくこなせそう」な評価
が得られる点数です。
派手さはないですが、現実的かつ信頼できる英語力の証明。
ここからさらにスコアを伸ばせば、履歴書でも面接でもより強力な武器になります。
他に役立つ内容も今後の記事で紹介していきます!
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