TOEICスコアと英会話力は比例するのか?680点の実体験から語ります(面接で困った話)

TOEIC・英会話

はじめに

「TOEICの点数が高い人は英語がペラペラなんでしょ?」
よく聞くこの疑問。実際に400点→680点までスコアを伸ばした私が、その過程で感じたことを正直にまとめてみました。

結論から言うと、TOEICのスコアと英会話力は必ずしも比例しません
でも、全く無関係というわけでもない…その微妙な関係を解説します。


TOEICは「英会話テスト」ではない

TOEICは主に「リスニング力とリーディング力」を測るテストです。
リスニングも「聞き取り力」はつきますが、会話のキャッチボールや瞬発力は一切問われません。

例えば、TOEIC680点あっても、実際に外国人を前にすると…

  • 単語はわかるけど、何て返していいか出てこない
  • 頭で英作文してる間に会話が終わる
    なんてことは普通に起きます(実体験です…)。

また、面接の場で英語話せるの?と質問され、まだ話せませんと答えたのですが謙遜ととられてしまったことがあり、話せないことを納得してもらうのに大変でした。

その面接には落ちてしまいました。。。


でも、リスニング力は確実に上がる

私が400点台だった頃は、英語を聞いても「???」状態。
でも、半年間リスニングを毎日継続したことで、音のまとまりや話の展開がだんだんわかるようになりました。

実際、英語で話しかけられたときに「なんとなくわかる」レベルにはなれたんです。
これはTOEICリスニングのおかげだと思っています。


スピーキング力はどうだった?

結論から言うと、スピーキング力は「全然上がりません」でした。
なぜなら、話す練習をしていないからです。

英会話はスポーツと一緒で、インプットだけじゃなくアウトプットが必要。
TOEICだけ勉強していても、口を動かす訓練がゼロでは会話力は伸びません。


TOEICで得られる「英会話の土台」

とはいえ、TOEIC学習にも英会話に活きる要素はあります。
具体的には:

  • よく使う表現やビジネス英語に触れられる
  • 文法力や語彙力がつく
  • リスニングの基礎が身につく

なので、「TOEICは英会話の土台になる」ことは確か。
ただし、それだけで英会話ができるようにはならないのが現実です。


英会話を伸ばしたいならどうすればいい?

TOEICと並行して、以下のような練習が必要だと実感しています。

  • シャドーイング(聞いた音を真似して発音)
  • 簡単なフレーズを繰り返し声に出す
  • 英会話アプリやオンライン英会話で実践する


まとめ

TOEICスコアが高くても、英会話力が高いとは限りません。
ただし、リスニング力や語彙力といった「基礎体力」は確実に身につきます。

英会話を本気で伸ばしたい人は、TOEICで基礎を固めつつ、スピーキングの練習も必ず並行して行いましょう!

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